冬の御料理読本「つつむって、楽しい。」のコラム
ひき肉料理
『ひき肉300gに、野菜だし1袋』。
合言葉は、
『ひき肉300gに、野菜だし1袋』。
ハンバーグ、メンチカツ、ミートローフ――
どれも生のままでは味見ができず、
いざ、食卓に並べると、
味つけが少し物足りなかったり、逆に塩味が強すぎたり…。
ひき肉を使う料理なら、野菜だしにおまかせください。
セロリやにんにくの香り、
野菜のうまみをギュッと閉じ込めた野菜だしを、
袋から破って、ひき肉と混ぜるだけで、味のバランスがぐっと整います。
他には何もいりません。
もう一度だけ、
『ひき肉300gに、野菜だし1袋』
と覚えていただくと、便利です。
高野豆腐の戻し方
独特の乾物臭が気になるときは、戻し方をひと工夫。
繊細な素材の味わいと、やさしいだしのうまみを楽しむため、
下ごしらえを丁寧にしていきます。
①熱湯で戻す
高野豆腐の戻し方はいくつかありますが、熱湯で戻すと早いです。※やけどにご注意ください。
やわらかくなったら両手で挟み、お湯を絞ります。
ボウルの濁ったお湯を捨てて、きれいな水を入れたら、高野豆腐を浸し、
崩れないように両手で挟んで水気を絞る作業を、濁りがなくなるまで数回繰り返します。
②カットと切り込み
高野豆腐を三角形や長方形にカットし、
すり身を入れる部分に切り込みを入れます。
奥までしっかりすり身を詰められるよう、
少しくらい穴が開いても大丈夫。
すり身が溢れ出てしまうことはありません。
すり身をたっぷり入れることで、味わい深く、おいしくなります。
編集後記
<編集者A>
今号の「つつむって、楽しい。」を改めて実感した料理の1つ。「包みピザ」は春巻きの皮を折り紙のように袋状につくるのが楽しめる料理です。トマトやバジルを袋に入れる作業など、お子さんと一緒につくっていただけるレシピです。今回の企画で春巻きの皮がグッと身近になりました。その他レシピも手軽なのに、ごちそうに感じられる。「つつむ」を楽しんでいただけると、嬉しいです。
<編集者B>
今回のテーマは「包む料理」。一口に包むといっても、様々な切り口の「包む」があることを感じていただけたのではないでしょうか。包むことで、中にどんなものが入っているのか、そのワクワク感を楽しむ。食材を閉じ込めたりと特別な効果のために、包むという調理法を用いる。あるいは食事のコミュニケーションとして包む行為を楽しむ、などなど。今回の「包む」提案がお客様の日常の食卓に、少しでも彩りを添えることができましたら幸いです。
<編集者C>
正月に食することの多いお雑煮。地域や家庭によって、だしは元より、具材や餅の形状などが異なり、それぞれの文化が反映されている料理です。さて、今回の表紙でご紹介しているお雑煮は、油揚げにお雑煮の具材を包みいれて、だしでコトコト・・味を染み込ませていくというレシピになっております。開ける時のワクワク感や特別感を感じていただき、「我が家のお雑煮」を楽しまれた後には、ぜひ茅乃舎のお雑煮にチャレンジしていただけたら幸いです。
<編集者D>
お料理している間に教えていただいた、
「包むことは、蒸すこと」という言葉がとても印象的でした。
その言葉の通り、包むお料理に共通するのは、
包まれたその中に、素材やだしのうまみがそのまんま、
ギュ~ッと閉じ込められていることです。
ひと口食べた瞬間に溢れ出るおいしさといったら…
包むってステキ!と思った今号です。








