毎日だって嬉しい、春キャベツ。
ふわふわと巻きがゆるやかな、春のキャベツ。
みずみずしくて甘くて、毎日だって食べたいな、という気持ちになります。
じつは(久原本家がある)福岡県では、よくキャベツを食べる機会があります。というのも、福岡の焼き鳥屋さんの串の横には、必ずと言っていいほどキャベツが添えてあるからです。
そんなシンプルな方法でもおいしいキャベツですが、今回はちょっと工夫したレシピをご紹介しましょう。
3000以上あるストックから、一生懸命探してまいりました。
主菜と副菜と汁物、さまざまな食べ方で、春ならではのキャベツを楽しんでくださいね。
フライパンでつくれる、
キャベツとあさりのスープパスタ
年中食べられるあさりですが、おいしいのは春。むき身のものもありますが、ここはぜひ、殻つきの新鮮な、ぷっくりしたあさりを選んでくださいね。
フライパンであさりを蒸し、良いにおいが漂ってきたらそのまま半分に折ったパスタ麺を入れて。食感を残したいキャベツは最後に加え、サッと火を通していただけたら、できあがり。
最後は、スープも残さず召し上がることをお忘れなく。
野菜だしとあさりのうまみ、キャベツの甘みが、たっぷりと染み込んでいますから。
編集部
たっぷりのお湯で茹でることが定石のパスタですが、今回のスープパスタは、麺とスープを一緒に煮込んでも大丈夫。いわゆる煮込みうどんのように、だしがしっかり麺に染みておいしく仕上がります。
キャベツとあさりのスープパスタ
[材料](2人分)
作り方
- ① フライパンに【A】を熱し、砂抜きしたあさり、酒を加えて蒸す。
- ② あさりの口が開いたら【B】を入れて、沸騰後半分に折ったスパゲッティを加える。
- ③ 麺の茹で上がり時間の3分前に、角切りのキャベツを加える。
春にこそつくりたい!
鶏だしロールキャベツ
ロールキャベツをうまく巻けるかどうか、ちょっぴり心配な方に、朗報です。
春キャベツはやわらかく巻きやすいので、春はロールキャベツをもっともつくりやすい季節。くるくる巻いて、おいしく煮込みましょう。
トマトやコンソメなどいろんなスープに合うロールキャベツですが、今回ご紹介するのはすこし和風寄りのやさしい味わいのスープで。たねにも鶏だしを使い、具材は鶏ひき肉とはんぺんだけで、シンプルに優しく仕上げました。白い器で、さわやかにいただきたいですね。
編集部
たねのはんぺんは、なければ省略しても良いのですが、入れた方がやさしい味わいになり、つなぎとして肉がしっかり詰まって、おいしく仕上がります。
鶏だしロールキャベツ
[材料](2人分)
作り方
- ① キャベツは軽く茹でる。ボウルに【A】を入れ、よく練り合わせ、4等分の小判形にまとめる。
- ② 2枚重ねたキャベツで①を巻き、楊枝で留める。
- ③ 鍋に【B】を入れて火にかけ、沸騰したら②を並べ、蓋をして弱火で約15分煮込む。
箸がとまらなくなる
春キャベツのじゃこ和え
本当に手軽なのに、おいしくて箸が止まらなくなってしまう、困ったレシピ。
「春キャベツ」でしかつくれない、春限定のレシピなんです。
キャベツは手でちぎって海苔と和えるので、包丁も使いません。だしとごま油の組み合わせが、ちょっと韓国のナムルっぽい味わいです。ごはんの副菜として何にでも合いますし、お酒のつまみとしてもぜひどうぞ。
編集部
シンプルなレシピなので、余裕があればごま油をちょっと工夫してみてもいいかもしれません。太白ごま油を使うとあっさりとして、キャベツのうまみを活かした味になりますよ。
春キャベツのじゃこ和え
[材料](2人分)
- 春キャベツ
- 1/4個
- ちりめんじゃこ
- 20g
- 焼き海苔
- 1枚
- 茅乃舎だし(袋を破って)
- 1袋
作り方
- ① キャベツは食べやすい大きさにちぎり、焼き海苔は約2cm角にちぎる。
- ② ボウルにキャベツを入れ、だしを合わせる。
- ③ フライパンにごま油を入れて熱し、ちりめんじゃこを加え、火を止める。
- ④ ②に焼き海苔、③を入れて混ぜ合わせる。
パリパリ楽しい、
キャベツの春巻き
春を巻く。まさに春にふさわしいお料理です。
具材には筍やニラ、椎茸が入っていることが多いですが、今回ご紹介するレシピは思い切って、キャベツだけで。いつも春巻きに添えられていることが多いキャベツが、春巻きの中に入ってしまうという、表裏がひっくり返ったようなレシピです。
あっさりしていますが、味付けに「鶏だし」を使いますから、動物性のうまみもしっかりあって、満足感ある味わいに仕上がるんです。
もちろん、タレもいりません。
そのままスナック感覚で、パリパリサクサク、楽しく召し上がってください。
編集部
具材にお肉などを使っていないので、中まで火を通さずとも、サッと揚げるだけで十分です。
キャベツの春巻き
[材料](4本分)
- 春巻きの皮
- 4枚
- キャベツ
- 150g
- 鶏だし(袋を破って)
- 1袋
- 揚げ油
- 適量
作り方
- ① キャベツは千切りにしてボウルに入れて、だしを加えてさっと混ぜ合わせる。
- ② 春巻きの皮1枚に1/4量の①をのせて巻き、水溶き片栗粉(分量外)でとじる。残り3本も同様につくる。
- ③ 油を170℃に熱し、②を入れて揚げる。
チーズとろける
キャベツグラタンスープ
玉ねぎではなく、キャベツでつくるグラタンスープです。
じつはキャベツも玉ねぎと同じように甘みがあり火も通りやすいので、グラタンスープにするとおいしいのでは、という発想から生まれたレシピです。
野菜だしには玉ねぎが入っていますので、そのうまみも加わって、おいしいグラタンスープができあがります。できあがったらバゲットを添えて、白ワインを開けてみてもいいのではないでしょうか。
編集部
キャベツはいつもざく切りにしてスープに入れることが多いので、ちょっと違うスープをおすすめしたいなと思って、このレシピを選びました。
キャベツグラタンスープ
[材料](2人分)
- キャベツ
- 1/4個
- バター
- 20g
- オリーブ油
- 大1
- 水
- 300ml
- 野菜だし(袋を破って)
- 1袋
- 白ワイン
- 大2
- フランスパン
- 適量
- ミックスチーズ
- 20g
作り方
- ① 千切りにしたキャベツ、バター、オリーブ油を器に入れラップをし、電子レンジ(600W)で8分加熱する。
- ② 鍋に水、白ワイン、野菜だしを入れて約3分煮る。
- ③ 耐熱容器に①と②を加え、パンとチーズをのせ、オーブントースターで焼き色がつくまで焼く。
春は短いけれど、短い季節だけの、萌えいずるパワーがたくさん。野菜たちもそんなパワーが詰まっていて、八百屋さんの店頭をみているだけで元気をもらえるような気がします。
どうか皆さんも、お気に入りのレシピが見つかりますように。








