気分で選ぼう。暑い日もさっと作れる夏の丼と麺
夏は丼と麺で、一食一品。お台所に立つのも億劫な暑さの日には、お料理も後片付けもさっと済ませたいですね。
だしさえあれば、レパートリーが驚くほど広がります。夏のお昼が楽しみになるレシピを8品ご紹介。
さぁて、今日の気分は丼と麺どちら?
ふわふわ卵丼、香る海老だし麺
そそる究極の選択
ふわふわ卵を味わう幸せいっぱいの丼か、ジュワッと香る海老だしラー油の和え麺か…。写真を見ているだけでゴクリ、悩ましすぎる究極の選択です。
そそる料理ではありますが、手順はいたってシンプル。だしさえあれば、繊細な卵料理も簡単に。和え麺は、味と香りを移した〝海老だしラー油〞に絡めるだけ。パッと作って出来たてを頬張りましょう。
巻かないだし巻き卵丼
巻かないだし巻き卵丼
[材料](2人前)
[つくり方]
- 鍋に【A】を入れて火にかけ、沸騰後、中火で2〜3分煮出し、冷ましておく。
- 溶いた卵に、100ml分の①、【B】を混ぜ合わせる。
- フライパン(小)に半量の油を強火で熱し、②を半量流し入れる。大きくかき混ぜ、半熟で火を止める。もう1人前も同様につくる。
- ごはんに③をのせ、混ぜ合わせた【C】を添え、醤油(分量外)をたらす。
海老だしラー油の和え麺
海老だしラー油の和え麺
[材料](2人前)
[つくり方]
- [海老だしラー油をつくる]フライパン(小)で【A】を混ぜ合わせ、極弱火にかける。油がふつふつとし、泡が出てきたら全体を混ぜ合わせ、泡がなくなり油に透明感が出てきたら火を止める。
- 塩抜きしたザーサイと青ねぎは食べやすく切る。
- ボウルで、茹でた中華麺、①のラー油大さじ2〜3杯、②を混ぜ合わせる。器に盛り、パクチーをのせる。
夏に食べたい
野菜を味わう2品
シャキッとみずみずしいズッキーニ。日差しをいっぱい浴びたトマト。体が喜ぶ夏のおいしさを生かした2品がこちらです。
両面こんがり焼いたズッキーニと牛レバーがたまらなくクセになる丼。トマトジュースと鶏だしでつくるスープに炒めたトマトもゴロリと入ったラーメン。夏を感じるレシピ、ぜひお試しください。
ズッキーニとレバーの香り炒め丼
[材料](2人前)
[つくり方]
- [レバーの下処理]バットに牛レバーを入れて牛乳大4(分量外)をかけ、約30分置いて流水で洗い、水気を拭き取る。生姜搾り汁をかけ、薄力粉(分量外)を薄くまぶす。
- 半量の油を中火で熱し、輪切りしたズッキーニを両面焼いて取り出す。
- ②のフライパンに残りの油を入れ、牛レバーを両面焼き、混ぜ合わせた【A】を加えて炒め、②を戻す。
- ごはんに③をのせる。
トマトラーメン
トマトラーメン
[材料](2人前)
中華麺
2玉
豚バラ肉
80g
トマト(中)
2個
豆苗(約1/2パック)
50g
A
にんにく(みじん切り)
1片
赤唐辛子(輪切り)
1本
味噌
大3
サラダ油
大1
パルメザンチーズ
適量
[つくり方]
- 豚肉、トマトは食べやすい大きさに切る。
- 深型のフライパンに油を中火で熱し、豚肉を焼いて取り出す。
- ②のフライパンで【A】を炒め、トマトを手早く炒める。【B】を加えて強火にし、沸騰後、味噌を溶き入れ、弱火で約3分煮込み、豆苗を加える。
- 茹でた中華麺に③をかけて②をのせ、チーズをかける。
お肉をガツンと食べるなら
どちらのスタミナ飯?
暑い日が続く時こそスタミナ勝負。牛肉を主役にした丼と麺が顔を揃えました。
牛肉とにんにくでがっつり味わうビーフ丼は、ステーキ肉を使って贅沢に。下味をしっかり染み込ませた薄切り牛肉を具材にしたうどんは、もっちりカリッと揚げ焼きに。お肉モードに火をつける、食べ応え満点のスタミナ飯です。
ガーリックビーフライス丼
[材料](2人前)
ごはん
2杯分
牛肉(サーロインステーキ用)
200g
にがうり
1/4本
A
スプラウト
15g
アーモンド
適量
バナナチップ
適量
紫玉ねぎ
適量
にんにく(みじん切り)
1片
野菜だし(袋を破って)
1袋
サラダ油
大1
[つくり方]
- 牛肉は室温に戻し、塩・胡椒(分量外)をふる。余分な脂を削ぎ、粗く刻む。
- 半量の油を中火で熱し、①の脂、にんにくで香りを出し、ごはんを炒める。野菜だしを加え調味し、器に盛る。
- ②のフライパンに残りの油を強火で熱し、①を両面焼く。ホイルに包みしばらく置き、切る。
- 薄切りにしたにがうりは、塩揉み後下茹でし、冷水にとって水気を切る。
- ②のごはんに、③をのせ、④と【A】を添える。醤油(分量外)をたらす。
牛肉の香ばし焼うどん
牛肉の香ばし焼うどん
[材料](2人前)
茹でうどん
2玉
牛肉(薄切り)
150g
ピーマン
2個
茄子
1本
B
オイスターソース
大2
酒
大2
サラダ油
大2
[つくり方]
- 切った牛肉に、【A】を加えて揉みこむ。
- ピーマン、茄子は切った後、水にさらし、水気を拭き取る。
- 多めの油(分量外)でうどんを1玉ずつ、揚げ焼きにする。※途中、両面をヘラなどでおさえるとカリッと仕上がる。
- フライパンに油を中火で熱し、②、①を順に加えてさらに炒め、【B】を加えて全体に絡める。
- ③に④をのせる。
さっぱり気分を満たすのは
レモンか夏野菜か?
夏本番。この時期食べたいのは、さっぱりとした涼やかな味わいですよね。お任せください! そんな気分を満たす爽やかな一品をご紹介します。
鰹のたたきを漬けにして昆布だしのごはんにのせた丼は、レモンが香る夏の味。きゅうり、茄子、オクラなど夏野菜をたっぷり、昆布のとろみがとても贅沢な素麺は見るからにひんやり。どちらも涼を呼ぶ味わいで、暑い日でもお箸が進みます。
レモン寿司の漬け丼
レモン寿司の漬け丼
[材料](2人前)
[つくり方]
- レモンの皮は細切りにする。きゅうりは薄切りにして塩揉みする。
- 米は昆布だしを入れてやや硬めに炊く。【A】を混ぜ込み、粗熱が取れたら①のきゅうりを混ぜ込む。
- 鰹たたきは【B】で、15分漬け込む。
- ②を盛って③をのせる。
夏野菜のだし素麺
夏野菜のだし素麺
[材料](2人前)
[つくり方]
- 青しそは千切りにする。下茹でしたオクラ、その他の野菜は5mm角に切る。茄子は水にさらして水気を切る。
- ボウルで①と【A】を混ぜ合わせる。
- 茹でた素麺に②をかける。
茅乃舎のだしシリーズはこちら
https://www.kubara.jp/kayanoya/all_dashi/
夏野菜で、素麺がごちそうに。料理長のレシピ
広沢京子さんの、夏野菜+薬味でさっぱり!暑気払い


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「これなら、夏もがんばれる!」と思っていただけるレシピがひとつでもあったなら、嬉しいです。「海老だしラー油」は一度覚えると、いろいろと応用できそうですね!
袈裟丸