気分一新!“酸っぱい香り”にそそるレシピ5選。
体がくたくたになったり、心がくさくさとしたり。日々生きていると、ほんといろんなことがありますよね。でも人がすばらしいのは、何度でもちゃんと挽回できること。食べるものは、そのよき手助けとなってくれます。
体と心をしゃん、と一新させたいとき。なんとなく「酸っぱいもの」が欲しくなりませんか?
ただ「酸っぱい」と言っても、そのなりたちや種類、効能はさまざま。単にお酢などの持つ“酸っぱい味”に食欲がそそられることもあれば、柑橘系の“酸っぱい香り”に惹かれてしまうこともありますよね。
そんなあれこれを思いめぐらせながら、開発担当スタッフの田原が、2000以上にもおよぶレシピストックの中から「今、食べたい酸っぱいおかず」を厳選しました。
さあ、あなたも。一緒に自分の体と心が欲しがっている「酸っぱい」をみつけてみましょう。
酸っぱい香りに食欲そそる
手羽中ときゅうりの酢煮
まずは、編集部の人気がすこぶる高かったのがこちら。「きゅうりの酢煮なんて新鮮!」「温かいおかずでもさっぱりいただけそう。作ってみたい!」という声を後押しするように、これ、レシピがとっても簡単なんです。お酢などの調味料に茅乃舎だしを袋を破って入れて、レンチンするだけ。そしてできあがったときの、湯気とともにふわ〜んと漂う酸っぱい香り。想像しただけで、胃がきゅん、と動くのを感じる方も多いでしょう。
お酢の成分はクエン酸。疲労回復の働きがあるのはよく知られていることですが、「酸っぱい香り」を嗅ぐだけでも、リフレッシュやリラックスできるような気がします。
いわば酸っぱいおかずは、一挙両得なのです。
手羽中ときゅうりの酢煮レシピ 手羽中ときゅうりの酢煮レシピ
[材料](2人分)
[つくり方]
- きゅうりは皮をむき食べやすい大きさに切る。
- 耐熱ボウルに①、鶏手羽中、【A】を入れ、ラップをかけて600Wの電子レンジで6分加熱する。
さわやかな気分になれる“酸っぱい香り”の代表格といえば、レモン。アジア系の料理でもよく香りづけに使われますが、今日はちょっと変わり種のこちらをご案内しましょう。
味はあっさり、気分さっぱり、夏にぴったり!
とり塩レモン鍋
「これからどんどん暑くなる季節に、鍋ってどうなの?」いえいえ、これがレモンの力を借りることで、解決できることがたくさんあるのです。
まずは豚肉の脂っこさをおさえ、コクがありながらもさっぱりとした味わいになること。そして、鶏だしとの相性も抜群。澄んだ味覚にキリッとした輪郭をもたらします。さらにシンプルな味付けなので、野菜が持つ本来の美味しさも感じることができると、まさにいいことづくし。
レモンは加熱しすぎると苦味が出てくるので、最後に投入。その瞬間、ふわっと酸っぱい香りが漂って「食べるぞぉ!」という気持ちになるのです。
とり塩レモン鍋レシピ とり塩レモン鍋レシピ
[材料](2人分)
[つくり方]
- 長芋は皮を剥いて食べやすい大きさに切り、酢水(分量外)にさらす。オクラは塩もみして水洗いをし、2~3等分に切る。レモンは輪切りにする。
- 土鍋に【A】を入れて火にかけ、沸騰後、中火で4~5分煮出して、【B】を加えて調味する。
- ②に長芋やオクラ、豚肉を入れ、最後にレモンを入れてだし汁ごといただく。
柑橘のフルーツの良さはもちろん「酸っぱい」だけではありません。プチプチッとした食感、ジューシーなみずみずしさも同時に感じたいなら、これです。
意外!?な幸せの組み合わせ
フルーツサラダ
フルーツサラダ=おしゃれ=ハードルが高い。と思ってしまうのは、私たちだけでしょうか?それゆえになんとなく敬遠してしまっているなら、今日を境目に、私たちと一緒にその考えを卒業しましょう。田原が選んでくれたフルーツサラダは、そんな「ファーストフルーツサラダ」に、とてもおすすめの一品。なぜならセロリ×ささ身×グレープフルーツ。この3つの相性が、驚くほど最高によい組み合わせだから。さらに茅乃舎だしが全体をしっくりとまとめ、きっとまた作りたくなる味に仕上がる、ということなのです。
少し、気になりますか?では心のままに、今夜からフルーツサラダデビューを。
フルーツサラダレシピ フルーツサラダレシピ
[材料](2人分)
[つくり方]
- 鶏ささ身は耐熱皿にのせ、ラップをして600Wの電子レンジで2分加熱する。
- ボウルで①とその他の材料すべてを入れて混ぜ合わせる。 お好みで黒胡椒をかける。
「うーん、フルーツサラダはやっぱりまだ抵抗あるわ」というあなた。では私たちの国、日本が誇る「酸っぱい」、こちらはいかがでしょう?
梅干しの酸味に恋をする。
いかの梅マリネ
「組み合わせ」という意味では、こちらも夏にぴったり、最高のトリオをご用意しました。
梅干し×いか×きゅうりです。
きゅうりの「シャキッ」と、いかの「トロッ」。リズミカルな食感のコントラストを、梅肉の複雑な酸味が際立たせてくれる。またそこにだしのコクが絡み合うことで、おかずとしてのレベルがぐんと上がります。
また梅干しの「おなかにきゅんと来る酸っぱさ」は「有機酸」によるもの。
胃の障害を予防する働き、また殺菌作用が含まれていることも知られています。
そう。梅干しの「酸っぱい」って、体にいいんですね。
いかの梅マリネレシピ いかの梅マリネレシピ
[材料](2人分)
[つくり方]
- いかは食べやすい大きさに切る。きゅうりは麺棒などで軽く叩いてから、食べやすい大きさに切る。
- ボウルに袋を破った茅乃舎だしと【A】を入れて混ぜ、①を加えて和える。
もちろん「体にいいこと」も大切。だけど「おいしい」に、人はかないっこありませんね。ということで最後は、編集部からたくさんの「おいしい!」「おいしそう!」と獲得したレシピがこちら。
うまみと酸味の真骨頂
揚げなすの香味たれ
夏のおかずを盛り上げてくれるポイントは、ねぎや生姜、みょうがなどの薬味を加えた香味だれ。調味料として、燻した鶏のうまみを大切にしながら、ほんのり醤油の風味をまとわせ、和食にも馴染む味わいにした鶏だしの「うまみ」。さらにお酢のさっぱりとした「酸味」を絡めることで、全体のまとまりが素晴らしく、有無を言わせぬおいしさに仕上がるのです。
お子さまにも食べてもらえる、間違いない「酸っぱさ」です。
揚げなすの香味たれ 揚げなすの香味たれ
[材料](2人分)
茄子
2本
A
長ねぎ
1/3本(30g)
生姜
1片
みょうが
1本
青しそ
1枚
揚げ油
適量
[つくり方]
- 【A】はみじん切りにする。
- ボウルに【B】の材料を合わせ、①を加える。
- 茄子は乱切りにして水にさらし、ザルにあげておく。
- 油を170℃に熱し、③をしんなりするまで揚げ、②に漬ける。粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れて味をなじませる。
このように私たちは、日頃からいろいろな「酸っぱさ」を感じていて、心と体へのよい働きを実感しています。日々の献立でその使い分けができると、より楽しめるのではないかと思うのです。
さて。今夜は、どんな「酸っぱい」を作りましょうか。
茅乃舎だしのご購入はこちら
https://www.kubara.jp/kayanoya/all_dashi/kayanoyadashi/
鶏だしのご購入はこちら
https://www.kubara.jp/kayanoya/all_dashi/toridashi/


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蒸し暑い外、クーラーで冷えた室内…とかく夏の身体は疲れがち。ぜひ、酸っぱいおかずで体を癒してみてくださいね。
齊藤