めんつゆにたよらない、だしが主役の素麺レシピ。

てまもひまもかけられない。食欲も、心のゆとりもまるでない日。私たちはいく度、素麺に助けられたことでしょう。

いわば、夏のかんたん料理の代名詞。それゆえ、つい手軽で便利な「めんつゆ」に走りがち。だけど少し視点を変えて「だし」にすることで、たちまち世界が変わります。

「これでいっか」という妥協でつくるのではなく、是が非でも試していただきたい!編集部が太鼓判を押す素麺メニュー。2000以上にもおよぶストックの中から、よりぬきしてご紹介します。

開発担当スタッフのコメント付きで、今回もどうぞ。

残っただしもゴクゴクと。
焼きトマトの素麺


やっぱりトマトはすごいなぁ。

と、あらためて感動してしまったこのレシピ。もともと青い酸味のあるトマトを焼くことで、うまみとのバランスがととのいます。さらにだしと混ざり合うことで、さっぱりしながらも奥深い味わいへと変化していくのです。

果肉を徐々にくずしながら素麺をいただき、最後に残ったつゆがこれまたご褒美のようにおいしくて、ゴクゴクと飲み干したくなること、うけあいですよ。もしも余裕があれば、だしをとってから冷やしておくとなおよし、です。

焼きトマト素麺 焼きトマト素麺

[材料](2人分)

素麺

3束

トマト

2個

A

500ml

うす口醤油

大さじ1

サラダ油

小さじ2

柚子胡椒

適量

[つくり方]

  1. フライパンにサラダ油を熱し、トマトを焼く。
  2. 鍋に【A】を入れて火にかけ、沸騰後中火で2~3分煮出したら、だしパックを取り出す。
  3. 器に茹でた素麺を盛り、①をのせて、②をかける。お好みで柚子胡椒を添える。

田原

トマトはフライパンで焼いてOKですが、もしちょっとお時間があれば、オーブンでじっくり焼くと水分が抜けて甘みが凝縮されます。薬味はぜひとも柚子胡椒で。焼いてとろけたトマトに、柚子胡椒のピリッと爽やかな感じは、とっても夏らしい組み合わせだと思います。

かんたん、かつ、たったひとつの材料だけで、こんなにも豊かなおいしさになる喜びを味わいました。そういう意味ではこちらも、ですね。みつけました!

らくらく、ちゅるちゅる、おいしいね。
おろしきゅうりの和え麺


シャキシャキとした歯ごたえがおいしいきゅうり。ただ今日は「視点を変える」日ですもの、おろしてみると、素麺との相性がてきめんだということに気づきました。

もともと水分が多いきゅうりなので、すりおろすのもらくらく。ジューシーになったところでだしパックの袋を破って入れ、うす口醤油とごま油を加えることで、明らかに味の輪郭が帯びていきます。そこに素麺を混ぜれば、なんとも爽やか、そして食べ心地のよきことよ!小さなお子さまにも「このちゅるちゅる、おいしいね!」と喜んでもらえそう。

おろしきゅうりの和え麺 おろしきゅうりの和え麺

[材料](2人分)

素麺

3束

きゅうり

2本

A

茅乃舎だし(袋を破って)

2袋

ごま油

大さじ1

うす口醤油

小さじ1

梅干し

お好みで

[つくり方]

  1. きゅうりはすりおろし、【A】を加えて混ぜ合わせる。
  2. 茹でた素麺を器に盛り、①をかける。お好みで梅干しを添える。

田原

きゅうりをすりおろすことって普段あまりないと思いますが、独特な香りと味わいがぐっと前に出てきますよね。そこに梅干しをちょっと足してあげると、きゅうりの青っぽさを良い感じに抑えつつ、酸味を足してくれるのです。ぜひ試してみてくださいね。

とりわけ夏の暑い日、火もあまり使いたくないときにも使えるレシピです。そして、こちらもいかがですか?

とりどりの味が重なりあった
ピリ辛冷製豆乳スープ麺


「わぁ、お店で食べる夏限定メニューみたいでおいしい!」と、思わず舌を巻いたこのメニュー。肝はもちろん、このスープです。


キムチの辛み、トマトの酸味、味噌や豆乳のまろやかなコク、そしてもちろん、黄金比のだしのうまみ。すべてが重なりあうことで「おいしいの高み」へと、私たちを連れて行ってくれます。

ちなみにキムチは、発酵して少し酸っぱくなったものも、とてもよく合いました。

ピリ辛冷製豆乳スープ麺 ピリ辛冷製豆乳スープ麺

※画像とレシピは「ビーフン麺」ですが、素麺でもよく合います。

[材料](2人分)

絹ごし豆腐

180g

ビーフン

100g

キムチ

60g

トマト

中1/2個

きゅうり

1/3本

青しそ

10枚

豆乳

400ml

味噌

15g

辣油

少々

A

400ml

黄金比のだし(袋を破って)

1袋

B

すり白ごま

大さじ2

醤油

大さじ1

[つくり方]

  1. キムチは細かく刻んで絞り、具と汁に分ける。トマトはすりおろす。きゅうりは薄い輪切りにする。ビーフンはたっぷりのぬるま湯で戻す。
  2. フライパンに【A】を入れて火にかけ、沸騰後中火で2~3分煮出した後、だしパックを取り出し、しっかり水切りしたビーフンを入れる。
  3. すり鉢に味噌、袋を破った黄金比のだし1袋を入れ、豆乳を少しずつ入れてのばす。
  4. ③に【B】を入れて混ぜる。
  5. キムチの具と汁を入れる。豆腐もひと口大にちぎりながら入れる。
  6. きゅうり、ちぎった青しそを入れる。
  7. トマトとラー油を入れて彩りよく仕上げる。
  8. 器に、汁けを切った②のビーフンを盛り、⑦をかける。

田原

韓国のスンドゥブチゲ、おいしいですよね。それをヒントに、夏の冷たいスンドゥブチゲ風スープを考えました。冷たくおいしく食べられるように、豆腐にさらに豆乳を重ねて。食材もトマト、きゅうり、しそなど夏づくしにしてみました。

メニュー決めは、あまたあるレシピの中から、まずは担当の田原がテーマに合うものを10品ほどピックアップし、編集部のみんなで投票、最後は5品に絞ります。今から紹介する2品は、並んでトップ当選したレシピ。正直、わかりやすい派手さはありませんが、人気の理由、あなたにはわかりますか?

だしが染み入る、これぞ鉄板!
油揚げのかき玉にゅうめん


まず特筆すべきなのは、材料です。卵や油揚げ、素麺など、リーズナブルで、かつ家庭に常備しているものでチャッチャと作り上げることができます。だけどね(これ大事)、実に高い満足感が得られるメニューでもあるのです。

油揚げにじゅわっと染み込んだだしのうまみ、とろりとした卵、はふはふと言いながら食べ、汁を最後まで飲み干したあとは、ちょっとした達成感さえ覚えます。そして「あーおいしかった。だしって、やっぱり最高!」と、大声で言いたくなってしまうのでした。

油揚げのかき玉にゅうめん 油揚げのかき玉にゅうめん

[材料](2人分)

素麺

2束

油揚げ(7cm角)

1枚

2個

A

800ml

B

うす口醤油

大さじ1・1/2

みりん

大さじ1

醤油

小さじ1

青ねぎ

適量

[つくり方]

  1. 素麺はやや硬めに茹でて流水に取り、水気を切る。油揚げは細切りにする。
  2. 【A】を火にかけ、沸騰したら【B】と油揚げを加え、中火で2~3分煮る。
  3. ②に素麺を加え、ひと煮立ちしたら溶いた卵を流し入れ火を止める。器に盛り、青ねぎを散らす。

田原

暑い暑い夏ですが、気がつけば冷房で体がキンと冷えている、なんてことも。そんなときに体を芯からあたためてくれるにゅうめんをぜひ召し上がってください。あたたかいだしをいただくと、体があたたまりますし、何より気持ちもほっこりして、疲れが癒やされるように思います。だしはもちろん、いつもの「茅乃舎だし」を使っていただいてもかまいません。

最後は変化球、でもすぐにでもつくりたくなりませんか?

「焼く」で食べ応えある一品に
素麺のあんかけ


またまた、新しい素麺の使い方「焼く」です。そうすることで、カリカリッとした食感、立ち上がる香ばしさ。さらに具とあんかけをからませながらいただくことで食べ応えも増し、グッと満足感が上がります。

さらに「焼く」は、麺をゆでて少し経ち、ザルのなかでかたくなってしまった時にも使える方法だと思います。具も今回のように豚肉、玉ねぎ、ズッキーニともやしだけでなく、いろいろと応用できそう。まさに素麺の新しい扉が開いた、そんな気がします。

素麺のあんかけ 素麺のあんかけ

[材料](2人分)

素麺

2束

豚バラ薄切り肉

120g

玉ねぎ

1/2個

もやし

1/2袋

ズッキーニ

1/2本

A

茅乃舎だし(袋を破って)

1袋

200ml

みりん

大さじ3

オイスターソース

大さじ1

片栗粉

大さじ1

大さじ2

ごま油

大さじ1

黒胡椒

適量

[つくり方]

  1. 素麺は袋の表示通りに茹で、流水でぬめりを取り水気を切る。 豚肉は一口大、玉ねぎは薄切り、ズッキーニは5mm幅に切る。
  2. フライパンにごま油を入れ、①の素麺を広げて入れ両面をこんがり焼き、食べやすい大きさに切り、器に盛る。
  3. 同じフライパンに豚肉を入れ炒め、玉ねぎ、もやし、ズッキーニを入れ更に炒め合わせ、【A】を入れる。
  4. ふつふつとしたら火を止め、水溶き片栗粉を混ぜながら入れ、とろみがつくまで火を入れる。
  5. ②に④をかけ、お好みで黒胡椒をふりかける。

田原

いつものことなのですが、なぜか素麺を、ちょっと多めに茹でてしまうのです(笑)。余った麺をそのまま保存するより、ちょっと焼いておけば、後でパリパリおいしく食べられる。そんな日常から思いついたレシピです。具材はなんでもいいのですが、ここはぜひ夏らしく、ズッキーニで。

ぜひとも、あなたに知って欲しいのです。もはや素麺は、単なる「夏の手抜き料理」ではなく、ひと工夫、ひと手間、ひと思いで、こんなにも豊かになるということを。

茅乃舎だしのご購入はこちら
https://www.kubara.jp/kayanoya/dashi/

黄金比のだしのご購入はこちら
https://www.kubara.jp/kayanoya/all_dashi/ougonhinodashi/

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