料理研究家ヤミーさんの「野菜だし、私ならこう使う」

2022.4.22

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「何でしょう。やっぱり安心感なんでしょうね」

ハキハキッとした口ぶりでそう語ってくれたのは、料理研究家のヤミーさん。世界じゅうの料理をかんたんに紹介する料理ブログが大人気となり、今や引っ張りだこ!そんなヤミーさんに、野菜だしについてうかがったところ、こんな言葉が返って来ました。

「ちゃんと野菜が入ってる、中身を見て分かるという安心感もそうですし、味もやさしくて、誰にも嫌われない味というのもそう。あと野菜の味はじゃまをしないので、洋風にも和風にも、どんなものにでも使える安心感もあるんですよね」

以前、輸入食料品店のスタッフとして腕をふるっていたヤミーさんゆえの、的確なコメント。ありがたく、粛々と、頂戴いたします。

茅乃舎だしに次ぐ人気者、野菜だし。

そもそも、野菜だし。みなさんお使いいただいたことはありますか?

玉ねぎや人参、セロリなど。5種の国産野菜のうまみがぎゅっと詰まった、コンソメ風味のだしパックです。ブランドのトップランナーである「茅乃舎だし」に次ぐ人気を誇る商品です。

ヤミーさんは「とくに玉ねぎの味が効いてますね」と分析してくれました。

「私、最初ブログに載せた思い出のメニューが『レンジでキーマカレー』なのですが、それはフライドオニオンでうまみをだしてるんですね。野菜だしだと、その代わりにもなりますし、おまけににんにくもにんじんもはいっているので、これでおいしく作れる!と思いました」

今回は、さらに折々の会のために新たなレシピをご考案くださいました。

「あ、そういう使い道があったのね」と、私たちも思わず膝を打つアイデアばかり、だったのです。

野菜だしを生かした、ヘルシースープ。

まずは、「炒めない」ミネストローネスープ。

「スープをつくる時、まず野菜を炒めることでうまみを引き出すことが多いのですが、野菜だしを使うことで、炒めずともおいしいだしが出ます。ノンオイルなのでヘルシーですし、野菜を切ったそばから鍋にポンポン入れられるので、時短にもなります。

その場合、火の通りにくい野菜から順番に入れるといいかもしれませんね」

さらに今回はパスタを「折って」入れることで(斬新!)お腹もしっかり満たしてくれます。

ノンオイルミネストローネのつくり方

[材料](2人分)

玉ねぎ

1/2個

じゃが芋

1個

キャベツ

1枚

いんげん

4本

600ml

カッペリーニ(細いパスタ)

30g

適量

粉チーズ

適量

粗びき黒胡椒

適量

[つくり方]
①材料の準備
玉ねぎは1cm角に切る。じゃが芋は皮をむいて1cm角に切る。キャベツは芯を1cm角に切り、葉は2cm角ほどに切る。いんげんは1cmに切る。
 
②煮る
鍋に水と野菜だしを入れ、玉ねぎ、じゃが芋とキャベツの芯を入れて煮立ったら、蓋をして弱火にして5分煮る。
 
③仕上げ
野菜だしを取り出し、キャベツといんげんを加えてひと煮立ちしたら、細かく折ったパスタを入れて火が通るまで煮る(3分くらい)。味をみて塩で調えて器にもり、粉チーズと黒胡椒をふる。

定番のトマトを入れず、春のグリーン野菜づくしのスープ。しっかりとしたうまみに下支えされた、チーズのコクと胡椒がピリッと効いていました。

だしパックの出がらしを使って、
野菜チーズディップに

「もったいないなと思うのは、だしに使ったあと。せっかくなら、このだしがらも活用させてあげましょう」

ということで、アイデアをくださったのは、野菜チーズディップ。カッテージチーズ(裏ごしタイプ)に野菜だしを加えて味をみて、塩胡椒で調えるだけ!

野菜チーズディップの作り方

[材料](作りやすい分量)

カッテージチーズ(裏ごしタイプ)

100g(クリームチーズ代用可)

野菜だし(出がらし)

1袋

適量

胡椒

適量

[つくり方]
①ディップを作る
ボウルにカッテージチーズを入れ、袋を破った野菜だしの中身を加える。よく混ぜて塩、胡椒で味を調える。

「バゲットやトーストはもちろん、クラッカーや野菜スティックにつけて食べると、パパッと作れるヘルシーおつまみにもなります」

これができるのも、野菜だしの大きな特徴である、化学調味料・保存料 無添加だからこそ。「やっぱり安心感ですね」

オイルパスタのお悩みにも
野菜だしが解決

ふだん、ブログや料理教室、さまざまな媒体を通して、お悩みに応える中でもよくある質問が「オイル系パスタの味が決まりにくい」というもの。

「これも野菜だしを加えることで、心配なく仕上がります。オイルパスタだけでなく、ミートソースに使ってもいいですしね」

またヤミーさんといえば、材料をボウルに入れてチンするだけのレンチン料理でおなじみ。

「レンジだと、ポイントを間違っちゃうと物足りなくなる時があるんです。なので『味足りないかな?』となったら足してもいいですし、ほんと調味料がわりに使えるよさがあるんです」

春野菜のオイルパスタの作り方

[材料](2人分)

スパゲッティ

200g

キャベツ

2枚(約200g)

筍(水煮)

80g

アスパラガス

2本

オリーブ油

大さじ1

適量

胡椒

適量

[つくり方]
①材料の準備
キャベツは一口大に切り、芯は薄切りにする。筍は、食べやすく薄切りにする。アスパラガスは根元の硬い部分を切り落とし、斜め薄切りにする。
スパゲッティは湯量の1%の塩を入れたお湯で袋の表示通り茹でる。
 
②パスタソースを作る
耐熱ボウルにキャベツ、筍、アスパラガスを入れてオリーブ油を回しかけ、ラップをかけて600Wの電子レンジで4分加熱する。
 
③和える
茹で上がったスパゲッティを②に入れ、袋を破った野菜だしを加えてよく和える。味をみて塩と胡椒で調えて器に盛り付ける。

どれも「今日にでもつくってみたい!」と思えるレシピばかり。ヤミーさん、ありがとうございます。


プロフィール

世界の料理を食べ歩く、料理研究家。
美術大学を卒業後、テキスタイルデザインの仕事を経て、輸入食材店に勤務。2006年1月に料理ブログをスタートし、レシピの簡単さと面白さからたちまちネットやテレビで話題に。現在、料理研究家として雑誌やTV、広告、企業のレシピ開発など多方面で活躍。現地の人々から学んだ知識を活かし、世界中の料理を日本の家庭で作れる簡単レシピにするのが得意。なかでも、世界中の料理を3ステップの簡単レシピにした『ヤミーさんの3STEP COOKING』(主婦の友生活シリーズ)は、 ベストセラーになり、今も根強い人気を誇る。近著に『ぐるまぜパン』『ワンボウルクッキング』(いずれも主婦の友社)など、著書多数。オンラインでも受講できる料理教室『Yummy's Cooking Studio』を主宰。

野菜だしのご購入はこちら
https://www.kubara.jp/kayanoya/all_dashi/yasaidashi/

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