茅乃舎別誂え文化鍋（IH対応）

ガス火の台所が増えた昭和30年前後。羽釜のようにおいしいごはんを炊くために考案された文化鍋。吹きこぼれにくく、軽くて扱いやすい。ごはんも煮物も蒸し物も上手にできる。これまでもこれからも日本の台所仕事を支えてほしい鍋です。

※パッケージは予告なく変更になる場合がございます。

通常価格13,200円 (税込)

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商品番号：97265

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ただいまと家に帰れば、台所には夕飯の支度をするお母さん。ひょいと背伸びをして湯気のあがる鍋をのぞき込み、コトコトと煮るかぼちゃをおやつにちょうだいとおねだりする。そんな懐かしい台所の風景。思い出すと心がぽっと温かくなります。

台所の記憶をたどるおしゃべりに文化鍋はよく登場します。お母さんが毎朝ごはんを炊いていた。おばあちゃん自慢の煮物は文化鍋ごと食卓に置かれていた。台所に立つ人みなが頼りにした、昭和生まれの文化鍋。調理のコツや火加減も人それぞれ。使い込むうちに鍋と人が相棒のように馴染む、不思議な鍋です。

炊飯はもちろん、煮物や汁物も得意。揚げ物までできる万能鍋。アルミ製だから軽くて割れず、長く愛用していただけます。その良さを皆様に伝えたくて、現代の暮らしにも合う、IHコンロ対応の文化鍋を北陸アルミニウムさんとつくりました。

鍋の内側にすっぽりと入り込んだ蓋が内部に適度な圧力を生み、うまみを閉じ込め、吹きこぼれを抑えます。また、使い始めからすっと台所に馴染むような風合いにしたくて、茅乃舎オリジナルで表面につや消し加工をほどこしました。

文化鍋の原点はおいしいごはんをガスコンロでも炊きたいという先人たちの想いです。ほどよい圧力と熱伝導の良さでお米はふっくら。蓋をあければ羽釜で炊いたように粒がたったぴかぴかのごはんが待っています。ごはん4合までを炊けるサイズです。

文化鍋のおいしいお米の炊き方

はじめは弱火で
蓋をし、はじめは弱火で徐々に火を強くする（沸騰が早すぎると米粒の内面へ水分が浸透せず、熱が伝わりづらくなるため）
火力を中火まで強め、沸騰させる
鍋全体の温度を均一に高めて沸騰させる。
沸騰したら、火を弱める
沸騰したら吹きこぼれない程度に火を弱くする。沸騰から12～15分位して蒸気がなくなってきたら、最後に5秒ほど火力を強め余分な水分を飛ばす。
火を止め、10～15分蒸らす
火を止め、余熱で米粒の芯まで火を通して、ふっくら仕上げる。（温度が下がるとおいしく仕上がらないため、途中で蓋を取らないよう注意する）

※ご使用の調理器や炊飯量などの条件の違いによって、所要時間は異なる場合があります。ご使用いただく中で、お客様のお好みに応じた時間、炊き方をご設定ください。

熱伝導のよさと吹きこぼれにくさが自慢。蓋をすれば、適度な圧がかかることで筑前煮やカレーなどの煮込み料理も味がよく染み、やわらかく。

軽いのでさっと取り出せる気軽さもうれしいところ。麺を茹でたり、野菜を下茹でしたり。ちょっとした蒸し物にも重宝する存在として、台所仕事を助けてくれます。

文化鍋は素直な使いごこちのアルミ製。「野菜の歯ごたえを残すにはそろそろ弱火かな」「火を止めた後にじっくり味をしみこませて」など自分なりの調理のコツをつかみやすい鍋です。文化鍋と台所で過ごす時間の重なりが、わが家の味をつくってくれます。

茅乃舎別誂え
文化鍋（IH対応）

商品番号：97265

価格13,200円（税込）

長くお使いいただくことを考えて、鍋の表面には加工を施しておりません。そのため、使用していくうちに黒ずみ(写真)が発生することがありますが、問題なくご使用いただけます。
黒ずみが理由のご返品・交換はお受けできかねますので、あらかじめご了承ください

ご使用の前に

ご使用の前に同梱する説明書をよくお読みになり、必ず保管しておくようにしてください。
製品にぐらつきやひび割れ、金属部に引っかかりなどの不具合がないかを確認してご使用ください。
鍋の取っ手(樹脂製)について、小さな凹凸や仕上げの際の削り跡が見られることがありますが、製造工程において生じるものでご使用にはさしつかえありません。

最初に使用するときは

中性洗剤をつけたスポンジでよく洗ってすすいでください。
水と米ぬかを入れて10〜15分ほど煮沸してください。こうすることで黒ずみがおこりにくくなります。

お手入れについて

ご使用後は金属たわし、クレンザーのご使用はなるべく避け、スポンジに中性洗剤を付け洗い、よく乾燥させてください。腐食や変色の原因となるため、食器洗い機での洗浄はしないでください。

焦げついた場合

水やお湯に充分浸して柔らかくした後で、中性洗剤を含ませたスポンジで丁寧にお取りください。
焦げが残ってどうしても落としたい場合は、クレンザーや金属たわしで落とした後に黒変化を防ぐため、水と米ぬかを入れて10〜15分ほど煮沸してください。

鍋の内面について

ご使用中に内面に黒ずみが生じることがありますが、加熱によりアルミニウムと水が反応を起こしたものにミネラル分などが付着することにより生じるものです。人体には無害であり、そのままご使用になられてもさしつかえありません。
気になる場合は、
1. ① 水の中に少量の酢(水1Lに対して大さじ2）か輪切りのレモンを2〜3枚入れて煮沸させ、クレンザーとスポンジで洗ってください。
2. ② ①で落ちない場合には水1Lに対して酒石酸またはクエン酸小さじ1杯の溶液を沸かし、クレンザーとスポンジで洗うと落とすことができます。
ご使用中に内面に白いブツブツができることがあります。水道水中の塩素分、ミネラル分、あるいはアルカリイオン整水器の水がアルミニウムと反応してできたもので人体には無害であり、そのままご使用になられてもさしつかえありません。気になる場合は、水と米ぬかを入れて10〜15分ほど煮沸してください。

使用上の注意

絶対に空炊きをしないでください。取っ手やつまみの損傷、アルミ本体の変形や溶解等によるやけどや火災の原因になります。予熱をする場合は加熱時間を1分以内にしてください。
天ぷらなどの揚げ物料理については、以下の点にご注意ください。
- 縁まで油を満たした状態でのご使用は避けてください。油に引火するおそれがあります。(目安として、油の量は深さの半分くらいまでにしてください。)
- 油温を200℃以上に上昇させないでください。
- 揚げ物調理に際しては、ふたをしないでください。油の温度が異常に高くなり、発火するおそれがあります。
ガスコンロでご使用の際は、取っ手が焦げる恐れがあるため、炎が底面より大きくならないように火力を調節してください。また、隣接するコンロの炎が取っ手にあたらないようご注意ください。
電子レンジやオーブンでは使用できません。
ストーブの上では絶対に使用しないでください。本体の転倒、異常過熱などによるやけどのおそれがあり危険です。
取っ手やつまみが使用により劣化し、ぐらつきや変色、ふくれやひび割れが生じることがあります。脱落によるやけどなどの事故のおそれがありますので、生じた場合はご使用にならないでください。なお、つまみがゆるんだ場合は締め直してご使用ください。
製品に変形や破損が生じた場合は使用しないでください。また、ご自分で修理、改造してご使用にならないでください。事故の危険があります。

電磁調理器（IH）をご使用の場合

電磁調理器では揚げ物料理をしないでください。火災ややけどなどの事故のおそれがあります。(揚げ物料理はガスコンロをご使用ください)
電磁調理器の機種によっては正しく作動しない場合があります。
火力を「中」以下にしてご使用ください。特に3kW以上の電磁調理器は火力が非常に強いのでご注意ください。最大火力でご使用になると、本体の変形や溶解、剥離などの損傷、やけどや火災などの事故のおそれがあります。
少量の油を入れて加熱すると、短時間で発火点に達して発火するおそれがあり危険です。調理の際は、下ごしらえ等を終えてすぐに調理できる準備をしてからスイッチを入れたり、すぐに火力を「中」以下に調節するなど、空炊きにならないように十分ご注意ください。
トッププレート(天板)にのせたまま、製品をあおらないでください。本体の底面との摩擦により傷が生じたり、アルミの粉が生じて汚れる場合があります。
調理中に振動音(ジーンやブーンなど)が聞こえる場合がありますが、異常ではありません。本体の位置を置き換えたり火力を調節してください。

長くお使いいただくために

金属製の調理用具をお使いの際は、角の丸いなめらかなものをお使いになり、内面を傷つけないようにご注意ください。傷つけますと、腐食の原因になります。
急激な衝撃を与えたり、熱した本体に冷水をかける等、急激な温度変化を与えないでください。変形の原因となります。
酢等の酸性のものや、アク抜き用重曹等のアルカリ性のもののご使用はなるべく避けてください。使用された場合は、変色や腐食の原因になりますので、調理後速やかに中性洗剤で洗ってください。
製品の中に料理を保存しないでください。

お届けについて